世界中で愛される「黒澤明監督の食卓」を表現するレストラン

黒澤明監督の感動を食で再現

食文化総研は、世界的に有名な映画監督である「黒澤明監督の食卓」をテーマとしたレストラン黒澤グループを運営する企業です。

2019年現在、永田町黒澤、饂飩くろさわ、鉄板焼Kurosawa、欅くろさわの4つの店舗がレストラン黒澤グループに属しています。それぞれの店舗で業態が異なり、内外装・メニューにもオリジナリティーがある点が黒澤グループの最大の特徴といえます。

このインタビューでは、取締役の上倉氏に黒澤グループのこだわりと、そのこだわりが反映された永田町本店について語っていただきました。

ぜひお読みください。

食材、店作り、人・サービスという3つのこだわり

黒澤グループでは、お客様に「美味しい」体験を提供するために、食材・店作り・人・サービスの3つを強く意識しています。

美味しいものを提供するための最も基本的な要素として、まず最高の食材を最高の状態で提供することを常に心がけ、最善の努力を払っています。

黒澤グループの考える最高の食材とは何か?素材の持ち味が活かされ、生産者の顔が見える安全、かつヘルシーな食材です。

また、店作りという点では、一流専門家の協力を得て店作りを行なっています。食事をするときどんなに美味しいものが出てきても、その場所が良くなければ美味しさも減少してしまいます。

黒澤グループでは、店の外装、入口、内装、絵画、食器類等店舗内外の一切のものについて、各分野の専門家から協力を得て店作りにもこだわっています。

人・サービスへのこだわりとうい点で、人材育成にも力を入れている会社です。

黒澤グループでは、各料理の分野を極めた達人を顧問に迎え、定期的な指導を受けており、一生使える技術を学ぶことができます。蕎麦・饂飩の指導は高橋邦弘氏(達磨)、洋食部門指導については宮崎康典氏(二期倶楽部)に指導をしていただいています。

また、「おもてなしの心」を大事にし、気配りをしっかりとできるよう先輩からソフト面の指導も行き届かせています。

「店づくり」へのこだわりが色濃く反映された、永田町本店

一号店である永田町の本店は、先にお話ししたこだわりの中でも「店づくり」へのこだわりが目に見える店舗と言えるでしょう。

永田町本店は、黒澤明監督が亡くなった年の翌年1999年に黒澤プロダクションの企画・監修の下でオープンしました。

映画だけでなく食にも関心が強かった黒澤監督。永田町の本店ではそんな黒澤監督の大好物だった肉料理とそばをメインに提供しています。

黒澤家の台所を切り盛りしていた黒澤監督の長女・黒澤和子さんのレシピと監修の元、黒澤家で実際に出されていた料理も味わえるのです。

本店は、元々料亭だった築70年以上の建物を改修して作っています。
店舗面積は事務所部分を合わせて170坪。客席数は135席と大人数での会食も対応可能です。

1階には蕎麦をメインで提供する蕎麦席31席を設け、1~2階には懐石料理を提供する個室10部屋と4人掛けテーブル9卓を設けるメーンダイニングルームから成る座敷席を用意しています。

畳の座敷などは料亭の頃のものをそのまま使用していますので、歴史を感じて頂けるのではないでしょうか。

内装には黒澤監督の映画美術スタッフが携わり、入り口は映画「赤ひげ」のワンシーンを、店内は映画「用心棒」に出てくる居酒屋を表しており、こだわりのお店づくりをしています。 

各個室には黒澤監督直筆の絵コンテを飾っている他、店内各所に映画のポスターや黒澤監督の写真を展示しており、目でも楽しんでいただけるお店です。

メインダイニングルームには映画「影武者」で実際に使用した兜(かぶと)も展示しております。

2階の個室は天井を吹き抜けにしており、スタジオさながらの雰囲気を醸し出しています。


黒澤グループの想いを体現する永田町本店について、愛情を持って語ってくださった上倉氏。

次回は黒澤グループ各店に共通する経営理念についてご紹介します。ぜひ、お楽しみに。