EVER BREWへの入社、そして独立。~独立を考えている人たちに向けてのメッセージ~④

宮城県石巻市出身。服飾の専門学校入学を期に上京し、在学中に行ったフランス研修でフランスへの強い憧れを抱く。専門学校卒業後には渡仏の夢を実現するため、様々な飲食店でアルバイトをし、留学資金を貯める。2010年、フランスに短期留学、ベルギーを周遊し帰国後、古着店でのアルバイトを経て2011年11月にEVER BREWに入社。アルバイトとして2年半勤務した後、2014年5月に正社員登用、その後2017年12月退職。翌年1月には、宮城県仙台市にベルギービールを提供する「ブラッスリーロイド」をオープン。ベルギービールを通じて人と人が繋がる場所の創設を目指している。

「EVER BREW入社までの経緯」

留学資金を貯めるために飲食店でアルバイトをしていた際、渋谷にあるベルギービール店でも働きました。そこがベルギーとの初めての出会いでしたね。元々フランスが好きだったので、ベルギー好きになるのはとても自然な流れでした。フランス留学後には、下北沢の古着屋さんでアルバイトをしていたんですが、その頃に知り合った友人が転職を考えていて、面白い店があるよと紹介したのが渋谷のベルギービール店の仲間が当時働いていたEVER BREWの新宿店でした。そしたら彼があまりにも楽しそうに働くものだから、僕もそこで働きたいなと思って(笑)。 当初はまだフランス留学をしたいという気持ちもあったのでアルバイトとしてスタートしましたが、東日本大震災が起きた翌年でそれを機に価値観が変わり始めまして、自分の地元である仙台のために何か出来ないか考えるようになりました。徐々に仙台でベルギービールのお店を持ちたいという気持ちが大きくなってきて…。EVER BREWは独立も支援してくれるので、ここで働いたらいつか仙台で自分のお店を持って、地元に貢献出来るんじゃないかと思いました。EVER BREWでは色んなことを学ばせて頂きましたね。

「EVER BREWでのエピソード」

2011年12月末にアルバイトとしてEVER BREWに入ったんですが、初めて働いた場所が新宿店のリトル・デリリウム(現プティデリリウム タップカフェ)でした。リトル・デリリウムでアルバイトをしていた時、毎日色んな人が来てくれて、色んな人と繋がっていくのがとても面白かったです。まさにビールを通じて人が繋がるのを体感しました。スタッフみんながビールが大好きで、みんなそれぞれにお気に入りのビールがあって、それを情熱的にお客様にオススメする訳だから毎晩店のビールのショーケースが空になっていたんです。毎日の発注と納品作業が大変だったのを覚えていますね(笑)

「EVER BREWで学んだこと」

「熱意」ですかね。ベルギーの片田舎に、デドレ醸造所というすごい醸造所があるんですが、そこに菅原さんが数年間通い続けてやっと輸入が実現したんです。最初は菅原さんは邪険に扱われていたんですが、粘り勝ちした。その熱意がすごいなと。日本でデドレ醸造所の樽生ビールが飲めるというのは奇跡みたいなことなんです。秋葉原にオープンしたデドレ醸造所の旗艦店(ウルビアマン)で店長をやっていたときに、現地でしか飲めなかったビールを日本のお客様が飲んでいらっしゃるのを見てとても感動を覚えました。菅原さんのパッションを今も尊敬していて、今後も何らかの形でお手伝いしたいと思っています。

「独立で学んだこと」

独立は店長をやっていた時の5倍大変だな、と思いました。店長をやっていると、これくらい出来れば自分で店を開けるんじゃないかっていう気持ちが出てくるんです。でも、それって会社という組織にいたから保てていたクオリティがあった訳で、それをゼロから築き上げるのはとても大変な作業でした。資金のやりくりや、売上目標とアクションプランの策定、スケジュールも全部自分で決めないといけません。どうやったらお客様が喜んでくれて、それを一つ一つ形にしていくのか考えるのはとても大変ですね。

「独立を目指すコレガス(仲間)にアドバイス」

難しいミッションでもポジティブに挑戦していくことが大事だと思います。そこで生まれた経験や、クリエイティブな発想が自分の人生の財産になると思います。ここで言うミッションとは、僕の場合は、自分自身に課したミッションですね。例えば、もっとお客さんに来て欲しいという目標を立てたなら、そのためにはグルメサイトを変えないといけない、こういう別の写真が必要だと、という具合に、どんどんクリアすべき色んな課題が出てきます。自ら何かにチャレンジして追求していくという姿勢はすごく大切だと思いますね。

先輩:阿部さんが語る「独立までに修得しておきたい3つのスキル」

  • NO.1のスキルを持つビールの商品知識だったり、お皿を拭くスピードだったり、笑顔の量など何でもいいので自分のNo.1を持ってください。それが最終的にはお客様に喜んで頂けることにつながります。頼まれたからやるのではなく、自分から率先してやってみて、自分が一番出来ること、一番自信を持てることを持つことが大事です。ビール屋は一飲食店ですが、色んなスキルが求められます。自分の出来ることを一つずつ増やしていって、No.1のスキルを一つでも多く持とうと心掛けてみてください。
  • 相手のことを考える人になるお店は、上司や部下、お客様など、色んな繋がりで成立しています。それぞれの人達が何を求めているのか考えて物事を決めていくというのは、相手のことを思いやってのアクションだと思うんです。EVER BREWにも色んな立場の人がいてその人達で成り立っている会社です。自分が、ではなく相手がどう思うか考えてて行動するのが大切だと思います。
  • 表現力のある人間になる素直にありがとうと表現することがとても大事だと思います。小さなことでも、その人がこれをやってくれたからお客様が喜んでくださった、など、そういう日常の些細な事の積み重ねで良いお店になっていくと思うんです。うちの店は繁華街から外れたところにあってとても見つけにくいんです。雑居ビルの2階だし入口も分かりにくい。だから本当に来てくれただけで「ありがとう」なんです。今でも必ずどんなに忙しい時でもお店の下までお客様をお見送りするようにしています。ちゃんとこちらの感謝の気持ちを伝えるからこそ、お客様も喜んでくださって、また次回来ようという関係性が築けていけるんではないかと考えています。

「今後の目標」

2020年に仙台でビールフェスティバルを開催したいという目標があります。OPEN時に立てた3カ年計画で、今年はその2年目ですね。去年は資金面での課題があったので店内のみで開催し、26席の小さなお店に延べ139人の方に来て頂きました。今年は、当店と近くのギャラリーでの二会場同時開催で、300~500人規模のイベントを企画しています。僕は、ベルギービールを通じて人と人が繋がって、それによって仙台の街を活性化し豊かにしたいという思いでやっているんですが、こうやってイベントをする原動力はEVER BREWでの経験から来ていると思うんです。EVER BREWも六本木の小さな1軒から始まりました。追い付けるとは思っていませんが、負けたくないという気持ちで頑張っています。EVER BREWの経験が、自分の可能性を広げてくれたと感謝しています。

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