採用コンセプトは「学校」。揚州商人を運営するホイッスル三好、独自の人事戦略

飲食業界で働きたい人を応援する転職就職支援メディア「食リーチ」。

飲食業界の中でも独自の路線を貫く企業、ユニークな試みを行っている企業のキーマンに、インタビューを行っています。

今回お話をお伺いしたのは、人気の中華料理店「揚州商人」の運営会社である株式会社ホイッスル三好にて、人事領域を統括する常務取締役・渡邉一郎氏。

正社員数は91名、パートやアルバイトを加えると800名以上もの社員が活躍する揚州商人では、どのような人事戦略をとっているのでしょうか。

「人」に対する熱い思いを伺いました。

揚州商人 表彰式の様子

職が当たり前の時代だからこそ。採用のコンセプトは「学校」

まず大きな社会の流れとして『転職は当たり前』の時代が来ていますよね。

40-50代の方々を見ても、1社で1つの仕事だけをする人なんてほぼいません。

これからの若い人は、転職するのが当然のこと。僕は20-30代の方に「ホイッスル三好で骨を埋めてほしい」なんて考えは持っていません。

むしろ揚州商人の仕事を通じて『社会で通用する根本的なルールや立ち振る舞い』を学んでもらい、自分の将来に活かしてほしいと思っているんです。いわば、社会に出るための学校ですね。

そのため、採用活動でターゲットとしているのは、「現状に不安がある人」「社会で学んだ経験や、怒られた経験がなくて不安な人」。

現時点で社会的な振る舞いが身についてなくてもいいですし、自分に自信がなくたっていいのです。

揚州商人の仕事は、どんな職業にも共通する基礎を学べる仕事

中華料理店での接客で、どんなことが学べるの?と思う方もいるでしょう。

しかし、一見単純なこの仕事には、社会にあるどんな職業にも共通する「お客様と向き合う」という基礎が詰まっているのです。

お客様と接する際の立ち姿や姿勢、笑顔、言葉遣い、声の大きさから始まり、店舗の売上管理や出納、採用や集客のための広報戦略の策定など、1つのお店を運営するだけでも、関われる領域はとても広い。

中華料理を出すことは、あくまで手段。

将来の目標ややってみたいことのために、揚州商人での実践を通して、存分に学んでほしいのです。

「その人にとって、本当に価値がある人生を」―30年続く、揚州商人・創業者の研修とは

ホイッスル三好の創業者である三好 比呂己は創業から30年間、アルバイトまで含めて全社員に「会社の理念」「社会人としての在り方」を毎月1度伝える場を設けています。

研修の中で、特に三好が心を砕いているのは「人生の目標」を見つけてもらうこと。その人が本当にしたいことは何なのか?その人にとって本当に価値がある人生とは?

そんなことを、社員・アルバイト一人一人と向き合って、一生懸命考えます。

多くの人は、本当に価値のある目標を見出せていなかったり、言語化できていなかったりするものです。

揚州商人は人生のことを真剣に考える機会をみんなに持ってもらい、人生に、仕事に真剣に向き合うことをサポートしています。

仕事の中でも、社員に価値ある目標を持ち、それを達成する体験をしてほしいと考えています。

そのため、揚州商人では年に12回の環境整備チェック、優秀な店舗やスタッフを年1回表彰・評価する制度を設けています。

個々がスキルを磨くだけでなく、スタッフが団結しチームとして店舗運営に取り組み、それが会社に評価される。そんな体験を揚州商人でしてほしいからです。

他にも炒飯の味を競う「C1グランプリ」、サービス向上を狙った「S1グランプリ」など新たな仕組みも導入していきます。

ホイッスル三好は、常に「その時の、その人」と向き合う会社

他の飲食店から転職した人からはこんなことを言ってもらえます。

「ホイッスル三好での3ヶ月は、前の会社の2~3年くらいに思う」

「毎月、会長の勉強会で夢を書くことで『自分を変えなきゃ』という力が働くし、仕事の中でも体感する」

 「ホイッスル三好には、社員やアルバイトを勝手に決めつける、太鼓判や烙印がない。いつもその時の社員を見てくれている

ホイッスル三好は、とにかく仕事と、人が好き。

こうした声をいただくと、働く人々にそれが確かに伝わっていると感じます。

ホイッスル三好は、これからも社員やアルバイトの垣根なく人に向き合い、大切な会社であり続けます。

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揚州商人 店頭と店内の様子

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