プロを育て、ファンを生み出す-Zans独自の店づくり

2006年の創業以来、新宿、大門・浜松町、新橋、秋葉原、高円寺など主要エリアに次々とオリジナリティ溢れる居酒屋を出店・運営している、株式会社Zans。

前回の記事に引き続き、店舗の統括本部長である渡邊氏に、インタビュー。お店づくりへのこだわりを伺いました。

  

他の飲食企業とは一線を画す、物件起点の出店計画

新しい店舗を出店する際にまず行うのは、当然、空いている物件がないか不動産会社さんに相談すること。

その際、不動産会社さんから「Zansの出店方法は他の会社さんと比べるとかなり珍しいよね」と仰って頂くことがよくあります。

通常、飲食店ではコンセプトと業態を決めてから「こういう業態とコンセプトだから、○○の条件で物件を探している」という依頼をすることが多いそうです。

Zansのアプローチは、その反対です。まずは空いている物件をご紹介いただき、「この街のこの物件なら、○○の業態ができそうだね」と、物件を起点に想像を膨らませて、どんなお店を作るのかみんなで考えていくんです。

各店舗業態のコンセプトや企画を別々で立ち上げてきましたので、外部から見ると個人経営のお店の集合体。「グループ会社には見えなかった!」と言われることもよくあります。

しかし、そんなZansでも、全店舗で共通していることが一つだけあります。それは『絶対にカウンター席を作る』ということ。

そこには「1名で来店してくれるお客様を大切にしたい!」というZansの想いが込められています。

   

ファンを生み出す、Zans独自の仕掛け

Zansは、お客様が1名でも来店できる空気感を大切にしています。それはなぜか?

1名でご来店されるお客様がいることで、その店舗とその場の空気、他のお客様に与える影響が非常に大きいと考えているからです。

お連れ様がいらっしゃらなくても来店して頂けるお客様がいるということは、それほどそのお店を気に入ってくださっているということです。

そんなお客様は、いずれファンとなりお店を支えてくれる存在になっていきますし、周りの別のお客様も「一人でも来るほど居心地のいいお店なんだ」と思ってくださいます。

そうしてお店のファンを大切にしてきた結果として、Zansのコアファンと言っても過言ではない熱心なファンの方もいらっしゃいます。

特に社内でも有名なお客様がいらっしゃいまして、その方はなんとZansが運営する全店舗を来店してくださっており、全店舗・全社員の顔と名前を覚えてくださっているのです。

各店舗の店内の配置やテーブル番号まで覚えていて、新しく入ったアルバイトの子にハンディの打ち方とか教えてくれたりしているぐらい・・・(笑)

本当に、ありがたいことですよね。

  

マニュアルのない接客と、プロとしての”食”の知識もZansの武器

このように熱心なリピーターの方がいらっしゃる理由としては、私たちの接客がマニュアル化されていないこと、個々のお店で異なる雰囲気とコミュニケーションを楽しんでもらえるような接客であることも要因になっていると考えています。

Zansは全店舗共通のマニュアルなどは用意していません。もちろん、制服もありません。

それにより、各店舗で個人経営のお店のようなアットホームな雰囲気が醸し出されていると考えています。

唯一指導を徹底しているのは、「人と人とのコミュニケーションを大切に」ということ。

お店へ食材などを届けてくれる仕入れ先企業さんのことも、「業者さん」などではなく「○○さん」と担当者の方のお名前で呼ぶように徹底しています。

マニュアル感のない自然なコミュニケーションは、食事やお酒を楽しんでもらう以外にも、「またこよう」と思ってもらうキッカケになっていると考えているからです。

また、そうしたフランクなコミュニケーションを心がけている一方で、料理やワインなどプロとして必要な知識はしっかりとスタッフに覚えてもらっています。

「コミュニケーションはフランクだけれど、知識はしっかりある、頼れるプロでもあるぞ」というギャップですね。

結果としてお客様も厚い信頼を寄せてくださり「店員さん」ではなく「あそこのお店の○○さん」のように、1対1の人と人のコミュニケーション楽しみながら、足繁く通ってくださいます。

 

Zansは、飲食で独立を目指す人の登竜門としても最適

Zansでは、店長になると仕入れからメニュー考案、オペレーション考案、求人、面接、人材育成、店舗運営の全てが任されます。

また、Zansは全店舗で業態が異なるため、店舗間で店長の異動が発生すると、全く異なる業態のマネジメントスキルが身につくことも大きな魅力だと思います。

そんな多様な店長としてのお仕事ですが、中でも最も大切な役割は、スタッフが働きやすい環境づくりだと私は考えています。

スタッフの話に耳を傾け、一人ひとりの個性を活かし成長に合わせ、どんどん仕事を任せながら、成果が出るように応援しながら、最後まで責任を持って見守る――それが私の人材育成スタンスです。

「将来は自分のお店を持ちたい」「人材の育成経験を積みたい」という方が、独立の登龍門として修行しにくることも多いんです。

そして実際に独立する方も、多くいらっしゃいます。

 

Zansに入ったからこそ見える「今まで見えていなかった未来」

「独立されないんですか?」と人から聞かれることもよくあります。

私もしようと思えばいつでも飲食店で独立できると思います(笑)

でも、Zansの組織で仕事をしてから、今まで見えていなかった未来や世界が見えてきているんです。

成長企業ですから希望すればどんどん仕事も任せてくれるので、日々、さらなる楽しみがある。そんな今が楽しいので、独立する理由は一切ないんです。

新しい業態やチャレンジもどんどん増えていく環境ですので、今後もその一員として関わり続けていきたいと思っています。

こんなZansの環境を羨ましいと感じたり、共感してくれる方にはぴったりの仕事だと思いますし、ぜひ詳しく話をしてみたいですね。


【関連記事】飲食の楽しさ、Zansの楽しさ

zans統括本部長 渡邊氏

少しでも気になったら、まずは無料転職相談

無料エントリーはこちら