大手飲食企業/家電量販店と次々に導入を決定!デリバリープラットフォーム「anyCarry」が語る、デリバリーサービス活用のポイント

 

新型コロナウイルスの影響を受け、急激に拡大するデリバリー市場。

大手デリバリーサービスでは、前年と比べ利用者数が30%増加したというデータを公表しています。

今回食リーチでは、2019年よりデリバリーサービス市場に参入、飲食店だけではなく家電量販店などへもプラットフォームを提供し注目を集める「anyCarry(エニキャリ)」へインタビューを実施しました。

デリバリーサービス事業者から見たコロナ禍と、飲食店とデリバリーサービスの今後について語っていただきました。

 

株式会社エニキャリ 営業企画本部 執行役員・大石 平氏

株式会社エニキャリ 営業企画本部 執行役員・大石 平氏

(以下、インタビューでは「大石氏」)


顧客情報は、飲食店との共同資産。配達員は直接雇用し、他社と差別化

anyCarryはユーザーと飲食店が気軽に利用できる「ECモール型デリバリープラットフォーム」。

KIHACHI、Shake Shackなどを展開するサザビーリーグや、40ブランドもの飲食店を運営する飲食企業大手のダイヤモンドダイニング、ビッグカメラの通販サイトなどと連携を進め、注目を集めています。

急速に拡大するanyCarry、従来のデリバリーサービスとどのような違いがあるのでしょうか。

大石様 手元

  

「既存のデリバリーサービスというのは大きく2種類ありました。

1つは最近利用者が増えている、注文サイトを通して、ギグワーカーが料理を運ぶスタイル。

2つめは、飲食企業が自社でデリバリーサービスを運営するスタイルです。出前のお寿司、宅配ピザなどがこれにあたります。

anyCarryはこの2つのスタイルどちらでも選択することができるサービスなのです。 また、飲食店のご状況やご希望に合わせて、その他にもさまざまなスタイルをご提案させていただいています。

例えば、『自社でECサイトを持っているけどデリバリーのスタッフがいない』というお店に対しては、デリバリーのシステムと当社の配達網をご提供します。

『配達は自社でできるが、オンライン上で注文を受ける仕組みを持っていない』というお店には、当社の注文サイトのみをご提供し、配達は自社で行っていただきます。

特に自社のECサイトをご活用いただけるという点は、注文サイトではなく企業様のWebサイトに直接顧客データが蓄積されていきますので、飲食店にとって大きなメリットとなっています」

 

anycarry オレンジのバッグを背負う配達スタッフ

  

anyCarryが何より大切にしているのは、「ユーザーを知る」こと。

その背景にはanyCarryを立ち上げた代表取締役・小嵜(こさき)氏の経歴があるのだそうです。

小嵜氏はECサイト・通販運営のプロフェッショナル。越境EC事業にも精通しており、中国の巨大通販サイトなどにおける顧客情報の収集・データ分析のノウハウを知り尽くしていたことから、anyCarryの企画・設計にも、その知見が活かされています。

ユーザーデータの蓄積・分析は飲食店側と共に行うべきという考えから、注文サイトのみを利用する飲食店との間においても「顧客情報は共同資産とする」こととしており、個人情報の取り扱いルールを遵守した上で、店舗で活用できるような仕組みを採用されています。

また大石氏は、anyCarryのもう1つの特徴についても語ってくれました。

  

「もう1つこだわっているのは、配達スタッフ全員をアルバイトまたは正社員にし、自社で直接雇用としている点です。

昨今、オンライン上で単発の業務を請け負うギグワーカーという働き方が浸透しています。

働き方の選択肢が増えることはもちろんすばらしいのですが、『出前の配達を生活の基盤としたい』と考える方にとっては、月々の収入が見えにくいというデメリットもあります。

当社では契約形態に合わせて決まった給与をお支払いしますので、配達員の方々には安心感を得られる方も多いようです。

また、直接雇用にすることは飲食店にとってもメリット。

当社の配達員は、研修を受け、支給の自転車や機材を使って配達を行いますので、配達のクオリティが高さには定評をいただいています」

 

anycarry 配達スタッフ

  

コロナ禍以降、anyCarryの配達員に応募する方は急激に増えているそう。

中でも多く見受けられるのは、営業自粛・営業時間短縮などをしている飲食店の従業員が、隙間時間を活かして働くケースです。

anyCarryでは、日々めまぐるしく状況が変化する飲食店従業員の方々のために、アルバイトは1時間からOKにするなど柔軟な対応をしているほか、今後は直接雇用以外の形態も検討しているとのこと。

その場合もスタッフの管理や教育は直接雇用社員同様に行っていくとしています。

  


コロナ禍のデリバリーサービス、「特徴に応じて複数社から使い分け」が成功の鍵

anyCarryの主な配達範囲は、渋谷区・港区・新宿区・目黒区といった隣接するエリア。

特に渋谷区では、区によるフードデリバリー利用促進キャンペーンが実施されたこともあり、新規のユーザー・利用店舗共に大幅に増加したそうです。

デリバリーの激戦区とも言われる渋谷。多くの飲食店をサポートする大石氏から見て、デリバリーで成功する飲食店の共通点などはあるのでしょうか。

  

「最近では、複数あるデリバリーサービスそれぞれの特徴をおさえ、目的に応じて使いこなしている飲食店が成功していると感じます。

例えば、anyCarryは全員直接雇用の配達員ですので、雨の日も配達員の数が一定です。

普段は集客力の強いギグワーカーが配達するサービスを使いつつ、雨の日のためにanyCarryも活用するとおっしゃるお店もいらっしゃいます。

また、当社は配達員が隣接するエリアに集中して待機していますので、時間への正確性もご評価いただいています。

そのため、ビジネス層の多いエリアの飲食店とは相性が良い傾向にありますね」

 

一言にデリバリーサービスと言っても、運営会社の方針やスキームにより特色があります。

1社で試して「デリバリーは相性が悪い」と諦めてしまうのではなく、複数社の中から相性の良いところを探したり、曜日や天候などの外的要素を踏まえて使い分けられるようになることが、デリバリーサービス導入のポイントと言えそうです。

  

ポストコロナは「空間の価値」が見直される時代へ。デリバリーもニーズに合わせ柔軟に進化

 

ポストコロナ時代、飲食店とデリバリーは今後どのような展開を見せるのでしょうか。anyCarryの考えをお話しいただきました。

  

「私は最終的に、飲食の核となる場はやはりオフライン、実店舗になってくると考えています。

飲食店の本質は、実店舗をうまく活かし、特別な空間と体験を提供するところにあると思うのです。

その上で今後飲食店が強化すべき点は、来店してくれるお客様の情報を正確に把握することと、次なる来店につなげるために接点を持ち続けること。

デリバリーやテイクアウトは、接点を持ち続けるためのツールとしてご活用いただくようになるでしょう」

 

真剣な表情で話す大石氏

 

「anyCarryが飲食にとどまらず、小売・サービス領域と提携を進めている背景にも、そうしたリアルな『空間の価値』が今後変わってくるだろうと予想しているからです。

オンラインで何でも買える時代が来ている今、デパート・商業施設・小売店はリアルな商品を体感するショールームや、商品を発送するための倉庫としての役割が大きくなっていくと考えています。

リアルな店舗では商品の世界観を打ち出し、お客様に『この商品はすごいな』と感動してもらうための場所へ。購入だけならオンラインで、という役割分担ができてくる。

私たちanyCarryはオンラインの注文の仕組み、リアルなデリバリーの仕組みを両方持つ企業として、飲食・小売など業態を問わず、さまざまなお店に対して足りないものを提供できるプラットフォームです。

体制を強化しながら、新しい時代のリアル店舗とオンラインを繋ぐサービスとして、時代に合わせて成長していきます」

 

anyCarryの配達スタッフ

  

最後に今後に向けた意気込みと飲食店へのメッセージをいただきました。

 

「コロナ禍では、思うようにお店の運営ができず、お客様にご来店いただけないもどかしさを抱える飲食店の方々と多くお会いしてきました。

集客や注文を取る部分、デリバリーに関しては今後も全力でサポートさせていただきますが、今後新たな時代において大切なのは飲食店の皆様がご自身で『デリバリーをどのような位置づけとするか』を戦略立てていただくことだと考えています。

私たちはお店のご意向に沿って、柔軟に姿を変えることができるデリバリープラットフォームです。

お店の未来を共に考えながら、新たな顧客体験を作っていきましょう」

 

笑顔で話す大石氏

  

飲食・小売店の状態や規模に合わせて、幅広い選択肢を提供するanyCarry。今後は配達の効率を高めるため、さまざまな角度から仕組みの改善を重ねる予定だと言います。

時代の変化に合わせ姿を変えるデリバリーサービスanyCarryに、今後も注目が集まりそうです。

 

<お問い合わせ>

・飲食店関係者の方はこちら

http://www.anycarry.co.jp/sstore_contact/

Tel:03-6416-0089 (受付:平日11:00-20:00)

・スタッフ登録ご希望の方、その他サービスに関するお問い合わせはこちら
http://www.anycarry.co.jp/%e3%81%8a%e5%95%8f%e3%81%84%e5%90%88%e3%82%8f%e3%81%9b/

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